ご挨拶

院長プロフィール

平野 国美(ひらの くによし)

昭和39年、茨城県龍ヶ崎市生まれ。
県立土浦第一高等学校卒業、筑波大学医学専門学群入学、同大学卒業後、筑波大学附属病院、及び県内中核病院にて地域医療に携わる。その後、英国医療専門誌“European Respiratory Journal”に論文を発表し、筑波大学医学専門学群博士課程修了。

平成14年に訪問診療専門クリニック「ホームクリニックつくば」を開設。翌平成15年に医療法人社団「彩黎会」を設立し、現在に至る。
趣味はドライブとテニス。

著書:看取りの医者 (小学館文庫) ホームオン・クリニックつくば Facebook

ご挨拶

目指すのは「生き方」を
尊重するオーダーメイドの医療

日本国内に超高齢化社会が到来し、医療はまさしく激動の時代を迎えました。さまざまな先端医療が提唱される反面、高齢者医療、地域医療は多くの課題を抱え、その充実が急務となっています。

2002年に前身となる「ホームクリニックつくば」を開設してからの初期の経験は、日本の現代医療が失っているものは何かを気づかせてくれる契機となりました。しかしながら、現在も高度医療や制度だけでは救えないファクターがいくつも山積しており、その解決に向けて微力ながら日々奮闘しております。
そのような背景もあり、私自身が日頃感じている、先端医療へのアンチテーゼとして、2005年にクリニック名称を「home on cliniQ」に改名しました。英語で“家に帰る”という意味の「HOME ON」と「訪問診療」のホウモンを組み合わせたものです。「CLINIQ」の書体は本来「CLINIC」と表記すべきですが、あえて後ろの「C」を「Quality(上質な)」「Unique(唯一の)」といった意味をこめて「Q」に置き換えました。

このような名称変更とともに、創造的で新しいコンセプトの訪問診療クリニックとして、多くのサービスを“つくば”から発信しております。今後とも皆様の大いなる期待と、ご支援の程よろしくお願い申し上げます。

医療法人社団 彩黎会
ホームオン・クリニックつくば院長 平野国美

医師プロフィール

林 靖孝(はやし やすたか)

富山県出身。
新潟大学医学部医学科卒業、筑波大学研修プログラム終了後、茨城県立中央病院、筑波メディカルセンター病院などの勤務を経て、2016年4月より当クリニック常勤。放射線治療専門医。

島田 梨沙(しまだ りさ)

茨城県出身。
東京女子医科大学卒業、同大学研修プログラム終了後、茨城県立中央病院、つくばセントラル病院などの勤務を経て、2016年11月より当クリニック常勤。呼吸器専門医、内科認定医。

在宅医療

新しい看取りのかたちとは何か

入院外来に次ぐ「第三の医療」と言われている在宅医療。
それは、ご本人やご家族の理解があれば、自宅で療養することを可能にする医療連携システムのことです。私たちは地域中核病院、訪問看護ステーション、介護事業者の皆様と密接な医療連携を図り、計画的に治療を行うことで在宅医療の一角を担っております。

とはいえ、様々な状況や事情がありますから、全ての方がご自宅で治療ができるとは限りません。しかし、患者様の中には十分ご自宅で過ごされることが可能な方もいらっしゃいますし、その方が幸せに過ごせたというケースが多々あります。限りある貴重な時間だからこそ、病院のベッドでなく住み慣れた我が家で過ごしていただきたい。医師を続けていて、そう思うことが何度もありました。

ホームオン・クリニックつくばは、その手助けができたらという思いで設立した、新しい看取りのためのクリニックです。介護される方も、介護する家族にとっても、限りある貴重な時間をいかに過ごすかが大切。在宅医療のご相談はお気軽に当院へご連絡ください。

在宅と入院の違い

在宅医療とは「あるがままの医療」

在宅医療は症状が慢性化した時期をめどに、患者様やご家族の承諾のもと、住み慣れた自宅であるがままの医療を提供する取り組みです。 ご自宅であっても経管栄養、中心静脈栄養、在宅酸素、在宅人工呼吸器の使用が可能となり、状態管理が広範囲においてできるようになっています。

在宅医療には、医師が定期的に訪問して診察や経過観察を行う訪問診療のほか、看護師による訪問看護、理学療法士や作業療法士が行う訪問リハビリなども含まれますので、ご家族とともに過ごしながら医療継続をすることも十分可能です。
また、神経難病の方も、安定した時期を在宅で健やかに過ごされる方が増えています。

ご自宅では起床時間、消灯などはご本人の自由です。無理に医療用のパジャマを着る必要もありません。あるがままの生活をベースに、ストレスの少ない環境での医療となります。そのなかで、患者様とご家族をサポートしていくことが、在宅医療チームの役目です。

患者様の状態が急性期で、各種検査や管理された医療が必要であるときには入院医療をおすすめします。

お問い合わせ

お名前電話番号を必ずご記入の上、
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