アーカイブ 2006年 11月



死活問題

2006年 11月 29日

午後6時30分から、茨城県地域緩和医療検討会議。

しかし、6時ごろ、看取りがあり1時間程、遅刻して参加。

ツカちゃんの選挙をお手伝いしていて、気づくのは、

2006年の日本は、全ての社会システムが狂っていることが露呈した一年であったと思う。

教育、医療など。

なぜか?

上から押し着せられたシステム、つまり社会制度は、現場では実に

使いにくいものとなる可能性がある。

なぜか?

それは、ユーザー本位にたっていないからとも言えましょう。

法を制定する者と、その法の中で生きるもの意識、着目が乖離していては

悪法といわざるえない。

今日も同席をした大和クリニックの下田先生。

全く、これまで、他人同然だが、意見は不思議と一致する。

「家で死ぬことができないならば、その次の選択として病院よりも

施設を充実させるべきでしょうね。」

「そう、そういうことですよ。」

このように、全ての意見が、不思議と一致する。

場所は違えど、同じルールで、同じミッションで仕事をしているから

考え方は、同じになるのであろう。

夜、日報を読んで、開業以来の在宅死のケースが4年8ヶ月で

180件に到達したことを知る。

この180件を真摯に受け止め、次の死に活かさなくてはならない。

「死に活かす。」

そう、それが死活問題なのだ。


イタリアンの、その後

2006年 11月 28日

件の、イタリアンレストランでの画鋲突き抜け事件のその後ですが。

リンク: ドクピラ・ブログ :: Dr.PIRANO BLOG: 誕生日.

WEBメールで、匿名のメールをいただきました。

まだ、返事は書いていませんが、取りあえず、ありがとう。

でも、この人が本当に誰なのか、わかりません。

場合によっては、本人が特定できてしまうかも知れません。

ブログにメールを貼り付けるのも、止めてくださいと書かれています。

内容はというと、あの事件以来、このブログを、よく見ているということ。

この、誕生日というブログを読んで、ひょっとしたら。数日以内に

PIRANOが、店に現れるのではないかと、少し緊張したこと。

いや、実は、少し期待していたこと。

残念ながら、画鋲は未だに、そのままで撤去っされていないこと。

私のリクエストしたトリッパなど、店で出るわけはないだろうとのこと。

自分自身は、トリッパなど食したことがないので、このブログで

一度、解説してほしいとのこと。

本当に、スタッフなのか?

でも、メールから受ける印象は、悪くはないので、返事を書いてみようと思います。


赤レンガ 旧諸岡邸

2006年 11月 27日

夜、新聞を読んでいて目に付いた記事があった。

「また会う日まで 赤レンガの門」Morooka09

各地に地元の名門という家系が

残っていると思われるが

龍ヶ崎市では、この諸岡家が、

その一つと思われる。

約2000坪の屋敷周囲に、赤レンガで塀を張り巡らし、

その中にある日本庭園。

家の作りは、段差が設けられ、戦前までは、身分によって上がれる場所が制限されていたという。

私の実家から歩いて3分。

いつも、午後になると母親に連れられて、この赤門を潜って

邸内を散歩していた。

なぜ、ここに勝手に出入りしていたかは、よく、説明されていなかったが

母方の祖父が、旧制高校時代、ここに下宿していたからだったと思う。

庭の正面に向かうと、そこに、その家の女主人

私は、「諸岡のおばあちゃん」と呼んでいた、今から察すると

70代の女性が和服を着て、正座していた。

家の中や、蔵の中は、今で言うところのお宝が並んでいたが

その当時、3、4歳ほどであったから。興味はなかった。

この家が、なぜ、名門と言われるかは知らなかった。

しかし、いい意味で気位というか品のある女性で

話し方も、周辺の女性とは、全く違っていた。

たしか、日本の大学で大学と呼べるのは東大だけだと言っていたと思う。

実際、息子さん二人は、東大卒であったと聞いている。

その後、伊豆の韮山、江川邸なども見たが、諸岡の方が、はるかに

家の作りは立派であった。

Morooka3

赤レンガは明治・大正期の近代化の象徴とも言われますが、 竜ケ崎駅の近くに、赤レンガの門・塀が残っています。
 住み手のないまま、庭の緑を背景に赤レンガの門塀が残ったのは、持ち主の故郷への懐旧の念と、かつて町長をされた家族への想いによるものです。
 その景観は多くの人々に強い印象を与え続け、「まちに残したい建造物」のアンケートでは常に取り上げられていました。

かなり前に、家事で邸宅は焼けてしまった。

その後、この門の入り口の部分だけが残っていたが、いよいよ、

取り壊されてしまうらしい。