アーカイブ 2005年 11月



ブログの今後

2005年 11月 28日

 最近、意外な方々から、このブログを読んでいますと、声をかけられます。例えば、ある訪問看護ステーションで、ウオーキービッツの話題を出されたり、ショッピングセンターの中で、

「あなたのブログ、よく、読んでますよ。」

日記形式とはいえ、公開をしているということは、やはり、読んでもらいたいわけで、なにか、とても、幸せな感じです。

アクセス数をあげるために、ブログのノウハウ本も読みましたが、なかなか、これといったヒントにはつながりません。

今、現在のブログを全くの自分の趣味でいくのか?

それとも、自分の仕事になんとか、つなげていくのか?

うーーん、難しい問題ですが、結局なるようにしかならないし、スタイルなんか、突然変わるものではないわけですからね。

しかし、幸い

A面 リンク: ドクピラ・ブログ :: Dr.PIRANO BLOG.

        と

B面 リンク: ドクピラ :: The Another Side.

の二つがあるので、当面は、大丈夫そうです。

しかし、どちらも、自分の素性を明かしているので、滅多なことは書けません。いや、書いているかも知れません。

どこかに、匿名性を保持したブログを開店してみようかなとも思う、この頃です。探してみてください。

思いっきり、体制批判を開始したりして。

よく、母校の先生に

「儲かってるか?まだ、潰れないのか?」

と声をかけられますが、なんか、堅気じゃない人たちとお話しているみたいで、その先の話の発展性が全くありません。

先日、あるパーティで、地元の開業医の山下先生から

「どうして、こういったコンセプトのクリニックを始めたのですか?」

この言葉を契機に、30分ほど楽しく会話ができました。

よくぞ、聞いてくれましたという感じで、次の日も、幸せに仕事に向かうことができるんですよね。

言葉ひとつで、目の前の風景が一変してしまうんですよね。

リンク: 手代木クリニック.   つくば市のみなさん、お勧めです。

今週も、患者さんが何人かお亡くなりになりました。

みなさん、御高齢で、天寿を全うされました。

昨日も、日曜日で油断をしていたら、やはり、夕方になって呼吸が止まっているようだとの電話が。夜、帰ってきて、メールをチェックすると

見知らぬメールが。

後輩で大学病院で現在、講師をしておられる先生からでした。

しかし、今まで、一緒に食事をしたことも、私的な会話もほとんどない間柄です。2ヶ月ほどまえに、深夜一時くらいに、救急で患者さんを受け入れていただいた時に、会話をかわしたぐらいです。

以下、勝手に抜粋

ドクピラブログ、じつは楽しく拝見しております。今回「パイプとKJ法」を読んでメールさせていただきました。 省略 最期まで自分の思い通りに死を迎えられたのだと思います。

省略 先生のサポートには非常に心強いです。24時間365日、大変かと存じますが、お体に気をつけて下さい。これからもよろしくお願い申し上げます。

こんなメールを頂くと、先生からお預かりする患者さんは、フルサポートさせていただきますと思わず口に出してしまいますよね。メールでなく、ここで、御礼申し上げます。

ブログをしていて、今、現在は幸せです。

今後の可能性は考えています。

2002年に、こんな投稿がされています。

リンク: ウェブ上で日記を公開する『ウェブログ』の可能性(上).

 しかし、リナベリー氏もホーヒー氏も、ウェブログというジャンル自体に関しては、SF作家、セオドア・スタージョンの『スタージョンの法則』を引き合いに出して擁護する。つまり「確かに、SFの90%はくずだ。だが、どんなものでも90%はくずなのだ」というわけだ。

 だから、私のブログもクズでいいわけだ。

リンク: ウェブ上で日記を公開する『ウェブログ』の可能性(下).

「私が関心を持っているのは、医師や教授やエンジニアをはじめ、高い教育を受けていて専門分野で社会に認められている人々だ。本当の意味でこうした人々が入ってくるようにしなければならず、それにはあと何段階か使いやすさを高めなければならない」

もちろん、私がこの分類に入るとは、微塵も思っていない。

でも、このつくば地区には、大学の教官も含め、人間性も含め、タレントが豊富に存在すると思う。彼らの業績だけでなく、生き様を垣間見るのは、非常に楽しい。

私が、時々、お会いする、私が入学時の医学専門学群長の橋本達一郎先生は、BCGワクチンの開発者として有名だが、あのワクチンを以下に、安定して市中に供給するかにあたって、ある日、読んだ書物から、フリーズドライの発想を取り入れたことにより、解決した際の話を、よく、聞かされるが、その話よりも、先生の人間的な魅力に惹かれてしまう。なぜ、NHKのプロジェクトXで、取り上げないのかと思う。

先日も、ある放射線療法の増幅剤の開発をされている薬学系の先生と、コーヒーを飲みながら、お話を聞いたが、このテクニックよりも、やはり、人間性が面白い。これこそ、現在進行形のプロジェクトXなのだろうと思った。

結局、ブログも書いている個人の人間性、キャラクターで失敗も、成功もするのだろう。

話が迷走する癖と、文体が途中で変わる癖は直らないが、許してねん。

うちのスタッフのみなさんは、朝起床して、このブログを読んで、私が今日、なにをしようとするのか、私の機嫌まで把握しているらしい。

つまり、私の現在の扱いは、こわれもの注意、取り扱い注意状態です。

kowa スタッフのみなさんへ、今日も、迷惑かけてすまん。


ナオミ リサ クニヨシ

2005年 11月 27日

昔、自分が5歳の頃、よく、預けられていた遠い親戚の家に、夏休みや冬休みになると、東京か埼玉のどこかから私より5歳上の直美さんという名前の女の子が遊びに来ていて、よく、勉強を教えてくれたのだ。そして、ポップスや洋楽の世界も、そこで教えられたような気がする。私が15歳くらいが、最後にお会いした時だったが、その後、母校の女子高の英語の教師を勤め、その後、結婚されたと聞く。未だに、このNAOMIという響きは、独特の刺激になっている。蛇足だが、私の患者さんに86歳で名前がリサちゃんがいるが、(カタカナ表記です。タンポポのみなさん、おはようございます。)この名前も、どうしてこうなったのか、未だに謎である、なぜなら、リサちゃんの親も、残念ながら、この世にいないし、リサ本人に聞いても、高齢ゆえ

「わからなーーい。わからなーーい。」を繰り返すばかりである。

 名前の謎といえば、男性の患者さんで「鉱山(こうざん)」さんという方がいらっしゃるが、この家も、別に鉱山に関係した仕事を昔も、今もしているわけでなく、本人に聞いても、わからない。

 ちなみに、私の名前は国美(クニヨシと呼ぶんですよ、クニミじゃないんです。)である。由来は、うちは、男性は、代々、国の字をいれるわけ。そして、母の名前が美智子。真相は、地元の神社に母が、私を連れて名前を頂に上がった時、候補となる名前に、気に入ったものがなく、母から国美(クニミ)を提示したらしい。今、思うとバチアタリな話である。提示どころか、少し、脅し気味であったとも聞く。そこで、神主は、クニヨシと読ませてはと話をされ、母は私を抱いて、勝ち誇ったように家路についたという事だ。ただ、帰り際、こちらから提示したのでなく、あくまで、神社側からの提示であったということにと念を押したそうだ。姑たちに対する、ささやかな抵抗だったのかも知れない。

 よく、右翼の方ですか?と聞かれるが、最近は

「いえ、バリバリのハト派です。」と答えている。

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バリバリのハト派―女子供カルチャ…
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安請け合いはいけませんぜ。

2005年 11月 26日

 なんだかですね。

怒っているわけではないんですけど。

ちょっと、最近、姉歯一級建築士より、ある意味ひどいなと思うことがあるんですね。

それはですね。

病気を抱えている患者さんや御家族に(大体は癌の場合が多いのですが)空手形を発行する医療従事者が、ちょっと多すぎるんですね。悪気はないんでしょうけど、これは重大な罪なんですよ。

 例えばですね。

県外の病院に罹っている患者さんの御家族に、簡単に転院ができるような返事をしてみたり、自分の所属する病院の医師を、紹介できるような話をしている医療従事者が多いんですね。

 現在、医療事情により、早期退院をしなくてはならないし、それでも、どの病院も万床で、今夜の当直医は、ベッドが無い状態で、救急外来を背水の陣で臨んでいるときに、うちの病院は簡単に入院できますと、患者さん本人を実際に見たわけでもなく、いつでも入院できますなどと安請け合いしている例が多すぎるような気がします。

 じゃ、実際入院できるかというと、できないでしょう。

それに、患者さんが現在、どんな状況にあるか、現場に行ってみたわけでもないのに、なぜ、返事ができるのですか?

無責任と思いませんか?

 入院のために一度、外来を受診させて、検査を受けてくださいなどと言っているようですが、癌の末期で、麻薬を使いながら、酸素吸入をしている患者さんを、外来に連れて行って、何の検査をするのですか?予後がある程度予測されるような患者さん、後余命一週間の胃癌の患者さんに、胃カメラをやる意味があるのですか?そして、その日は入院できずに、また、家路につかせるのですか?

 そこまでして、入院できなかった場合、本人と家族は、さらに落胆するでしょう。

 今、何が問題になっているかというと、県外の病院で癌の治療をされた方が、地元に戻ってくる場合、それを受け入れる施設がないことです。ホスピスがあるだろうという方もいらっしゃるでしょうが、これも、いつも満床ですよ。

 何気なく、無責任な約束をしている医療関係者は罰せられるべきでしょう。

 先日ある東海地区のセカンドオピニオンを受診しようとした御家族には言えませんでしたが、私が診療申し込みをした返事が、なぜ、関東から、地元の病院を越えて私どもの病院に来る必要があるのかとの返事でしたが、それは、あなた方、つまり、経営企画部とやらの企画、宣伝、マスコミの露出が成功したからですよ。あんな素晴らしい記事が新聞に出たら、関東はおろか、日本全国から、一縷の望みを持って、今、飛行機の予約を入れる方が後を絶たないでしょう。セカンドオピニオンは客観的な事実を話す以上に、カウンセリングの要素が強いわけですから、そこで、なぜ、こんなところまで来たのという顔で出迎えられたら、、その時の御家族の落胆は計り知れないでしょう。

 この意味がわからないなら、セカンドオピニオンの看板ははずすべきでしょう。私が、あなた方の病院でセカンドオピニオンに関わる仕事をしていたら、遠方からいらっしゃる患者さんに関しては、新幹線の駅、または空港までお出迎えにいきますよ。

 私を含め、全ての医療従事者、今日も猛省すべし。