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ライト写真館  盛岡

2010年 6月 25日

こちらはライト写真館
昨日の佐藤写真館とは

道を挟んで斜め前。

歴史的な写真館が二棟並ぶ姿は、

珍しいのではないでしょうか?

昭和4年 1929年逸見米雄の設計で建設された。
中は入れませんでしたが、

三角屋根の一階部がスタジオとなっているのでしょうか?
入り口部には

鏝絵のようなフレスコ画が掲げられています。


佐藤写真館

2010年 6月 24日

佐藤写真館は盛岡市中央通に残る現役の写真館です。

昭和3年に藤原孫助の設計によって建築。

この日、朝から、この周辺をうろついていると
なんと、ご主人の佐藤氏が中へ、どうぞと手招きを


ここから数時間にわたって、佐藤氏と母君から

盛岡の歴史を、お聞かせいただけました。

昔、写真店の店主の多くは

中野にあったオリエンタル写真学校の卒業生が多かった。

しかし、空襲で喪失した後は、

東京写真短期大学(東京工芸大学)に進学する者が多く、

佐藤氏も、ここの卒業生で、先輩には立木 義浩さんがいたとのこと。

NHK「なっちゃんの写真館」も確かに、立木さんのご実家の

立木写真館が舞台になっていました。

スタジオ、やはり小熊写真館同様

右側の窓が全て採光システムとなっています。

昔、盛岡には陸軍工兵第八大隊、

陸軍騎兵第三旅団23・24連隊が設置されており、

兵士たちが、よく、ここに撮影に訪れたそうです。

そして、写真は兵士の実家に送られ、

兵士たちは海外に派兵されていったと。
盛岡の哀しい歴史を、ここで撮影していたと。
応接室。

左に見える階段には

盛岡を代表する歴代の政治家の写真が飾られています。

鈴木善幸さんとか。

昔は、選挙が近づくと、ここでポスター用の写真が

撮影されたそうです。


100年近い盛岡の歴史を移し続けた写真館です。


高田小熊写真館

2010年 6月 23日

この洋館は、今は上越市、当時は越後高田に存在した、
写真館です。
幸い今は、明治村に移築されています。

明治41年(1908)頃建てられた洋風木造二階建。

当時、写真館は時代の先端をいく職業で

こういった建造物を建てる財力も十分に

持っていたようです。

私の患者さんと話をしても、

写真などは、一生のうちに余程の記念日にしか
撮れなかったと言います。

この越後高田は、日本スキー発祥の地です。

中には、こんな写真が展示されていました。
一階が作業場兼、居住区として使用されていたようです。


二階が、このようなスタジオ

柱のない広い空間に

天然の陽光が射し込んでいます。

屋根全体を窓にすることによって

この採光が可能となっています。
写真館のよき時代を伝える、

建築物です。

軍隊の置かれた土地には、

なぜか、こういった写真館が

多く存在したように思われます。