総括 男は明日はくためだけの靴を磨く

何事もなく、そんなことないか?
一年も終わり、夕焼けを見て黄昏れています。

子供の目には、この雲はサンタさんに見えるそうです。
santa
ずっと忘れていた、この歌を思い出します。
三十年以上前の伊勢正三の曲です。

当時、小学生の私には、この曲がわかりませんでしたが、

今となっては、胸に響きます。

男は明日はくためだけの靴を磨く




夕暮れの街並が少しずつ暗くなってゆく
ひとりの男が、今日も坂道を降りてくる
アパートのドアを開け、
手さぐりで灯をつけた時
今日一日がふと目の前を通り過ぎる
ひとり暮らしは気楽と言えばいい


過去のことは思い出さず、
これからのことは解らない
男は明日はくためだけの靴を磨く
その日暮らししていても、ほらこんなに幸せだと
大きな声で笑える日もいつかはくる
時の流れに身をまかすのもいいさ

やさしい女がどこかにいたような気がする
そんな気持ちに、たとえ答えられなくても
男なら、恋心をさりげなくポケットに入れて
そのあとでそっとどこかで取り出してみたとき
熱い思い出静かに消せばいい



男なら夢のひとつ、くつがえすこともできるし
夢からさめたらまた新しい夢を見ればいい
窓辺で枯れてゆく、一輪ざしの花でさえ
この部屋の中で、せいいっぱいに咲いていた
そんなちいさな生きざまをみつけたい




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