Mr サマータイム

研修医の頃、病院の中にいるのがいやで、
勤務が終わると、遠路、下妻を超えて関城町で過ごしていた。
テニスクラブが、そこにあったからだが、
そのクラブの方々は、自分より少し年齢が上で、居心地がよかった。
その日は盛夏で、脱水気味の私が草むらで、嘔吐していると、
少し、俺のうちに来て、休んでから帰るといいぜと、
20代後半の私は、彼の言葉にしたがった。

ついて驚いたのは、彼の実家には、30人ほどのフィリピーナがいた。
とても、休めるような環境ではなかったが、冷房の利いた部屋で、
横たわっていた。
ここは、下妻。
確か、彼の家に入る時、玄関口には「クラブ愛」と書いてあった。
にぎやか過ぎて、私の症状は、ますます、ひどくなっていった。
その時、店でカラオケで流れたのが、この曲だった。


カネボウ’78夏キャンペーンソング
Mr サマータイム  サーカス

原曲は、ミシェル・フュガン UNE BELLE HISTOIRE(愛の歴史)

美しいこのメロディにも関わらず、その後、私はゲロを吐いて顰蹙をかいてしまった。

あれから、10年以上の月日が流れました。

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