雨の一日

 今日は、久しぶりに患者さんからの電話もなく、一日が終わろうとしています。

オリンピックも、終盤で、日本は金メダル一つで、終わろうとしていますね。

今回の印象は、参加することに意義があるとかでなく、負けても絵になるオリンピックという感じですね。

村主選手のインタビューなど、引退どころか、さらに次期オリンピックを目指すという悲壮な決意が伝わってきます。

26日20時現在で、国別のメダル数を見ると   

リンク: 国別メダル – 2006年トリノ五輪 : nikkansports.com.

現在 一位 ドイツ 二位 アメリカ 三位 オーストリア

日本は、金一つで18位 。

以外に、健闘しているのが、韓国の6位。

この結果を不甲斐ないと考えるのか、どうか?

例えば、大英帝国は、銀一つで 21位。

東京オリンピック、札幌オリンピックの時代は、国は、成長期にあり、その精神的な高揚の表現のためにも、メダルは必要であったと思います。

しかし、今、成熟した国家を目指すのであれば、数は問題とならないでしょう。

誰も、イギリスが落ち目とは、誰も思わないでしょう。

最近、国が発表した目標の一つに、ノーベル賞の大量生産的なものがあります。

これに、関して一部学者から、はしたないとの発言がされています。

リンク: MSN-Mainichi INTERACTIVE 理系白書.

 ノーベル賞への思いに、政府と研究者の間でギャップがあるのは日本も同じだ。

 「ノーベル賞を50年間に30人程度輩出する」。日本の「第2期科学技術基本計画」には、他国には例のない数値目標が盛り込まれた。01年にノーベル化学賞を受賞した野依良治・理化学研究所理事長をはじめ、多くの研究者から「はしたない」との批判が起きた。

 目標は今春からの「第3期」にも引き継がれた。発案した尾身幸次・元科学技術担当相は「基礎研究が大事だと百回言うより、この目標があれば誰でも分かる。若者が『よし自分も』と科学を志すような社会を目指すという旗だ」と説明する。この計画をてこに、今春から5年間の科学技術への投資目標は、第2期を上回る25兆円に達する。

 ノーベル賞の受賞には、政治的なロビー活動も必要とされ、日本は、比較的不利といわれています。おそらく、受賞しやすい研究テーマというものがあり、そのジャンルだけ狙いにいくというのは、どうかとも思われます。

 医学においても、非常に稀な病気が置き去りにされ、生活習慣病といった一般的な研究に予算がつきやすい傾向もあります。

研究というものも、もとはと言えば、貴族の遊びが発展したものでしょう。

今の時代だから悠長なことは言ってられないけど、日の当たりにくい分野にも、陽射しがさす、成熟した社会が、望まれるのではないでしょうか?




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