来客は神童であった。

診察を見学したいとメールをうってきたのは、
都内の名門女子高の学生であった。
今までも、新聞記者の方などを同乗して走ったことはありますが、
あまりの若さに、少し戸惑いもしましたが、OKの返事を出しました。
しかし、乗せて十分もすると、この子が神童であることに気付きました。

何を見せても反応し自分なりの解釈をして答えを出してくるのです。
それも、十七とは思えない感性で。
その中で、なぜ、ここに辿りついたかを尋ねてみると
持参した中学生の時に彼女が書いたという
「弔うということ」ということ
死と向き合って
というタイトルの文書は立派な研究論文として成立していました。
名前の脇には中学三年と書かれています。
それも、書物を読んで引用するだけでなく、北関東、山形まででかけて
調査もしています。
恐るべき行動力と突破力。

是非、この文章を読んでみたいというと、私に大切な一冊を貸し出してくれました。
一を聞いて十を知ると云いますが、何を見せても聞かせても千ぐらいの知恵を吸収してしまうような。
単純に偏差値だけでは測れない物を持つ、この才能に神童としか表現できません。
都内には、このレベルの学生って溢れているのでしょうか?

最近、私が探している「色 カラー」に関しても、彼女は答えを出してくれました。
「紅花 ベニバナ」
残念ながら、ここには詳細は書かれていませんでしたが、いいヒントになりました。
見学させて私が何かを見せる立場なのに、いつの間にか立場は同格、午後には逆転した状態で帰京されました。

私自身が、いい刺激になりました。
帰る17歳んp背中に、深々と頭を下げて。




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